1978-04-18 第84回国会 衆議院 本会議 第23号
そして、高等文官試験に合格された後、翌六年内務省に入省、群馬県警察部長、内務省外事課長などを歴任された後、昭和二十年には警視庁官房主事として、終戦前後の混乱期にあって、首都の治安確保に御苦労を重ねられました。 戦後、官界を去られた先生は、雌伏七年、この間中小企業経営の苦悩を身をもって体験されたのであります。
そして、高等文官試験に合格された後、翌六年内務省に入省、群馬県警察部長、内務省外事課長などを歴任された後、昭和二十年には警視庁官房主事として、終戦前後の混乱期にあって、首都の治安確保に御苦労を重ねられました。 戦後、官界を去られた先生は、雌伏七年、この間中小企業経営の苦悩を身をもって体験されたのであります。
当時、品川警察署長でありましたところの土田さんより、警視庁官房主事の官舎が戰災に会つて困つておるから、丹羽さんに家を貸して貰えないかと依頼されまして、私の住んでおる住居を明けてお貸しいたしまして、土田さんとは前から知合の関係でございましたので、土田さんの顏を立てるためにお貸ししたようなわけなんであります。